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沖縄地方

琉球(沖縄県・本島)

野面積み石垣一重囲い、単郭式の小型グスク

伊波城 別称=美里グスク (山 城) 【所在地】 沖縄県石川市字伊波
更新 合併(2005.04.01)により 沖縄県うるま市石川伊波 に住所変更 

築城時期:  13〜14世紀頃か? 築城者:  伊波按司か

いは グスク
正門手前に建つ城址銘碑
この場所は南側にあたり、鳥居が建っています

 遺 構  《 遺構/曲輪・石垣 》
 伊波城は、沖縄本島中部地方の北端、うるま市石川伊波集落の東北丘陵上(標高87m)の最頂所に位置した野面積み単郭式のグスクである。

 地勢は、東北側が断崖絶壁をなし、東南側の城壁は、東側の一段高い自然の石灰岩上に石垣を積んであり、ここがグスクの物見台跡と考えられ、現うるま市石川の市街地を見下ろす眺望の良い所である。南西側は、なだらかな傾斜を下って伊波集落へと続いていく。

 城門は、西側、北西側、南南東側に各一ヶ所づつの合計3ヶ所。城内に3ヶ所の拝所が設けてある。


 伊波按司は、のちに北山王となる怕尼芝(はにし)に滅ぼされた今帰仁城主(中北山)の子孫であるといわれている。城から逃げて嘉手苅集落の山中洞穴に隠れていたところ、伊波集落の住民が推挙して伊波按司にしたといわれる。

 尚巴志(中山)が攀安知(はんあんち)の今帰仁城を攻略(1416年)したあと、伊波按司は巴志に従ったという。

鳥居からの通路階段部分を拡大 鳥居下から振り返って見た南西方向
西側の正門跡
両側に石垣が残っています 
主郭の内部
右端は、東側南方の拝所です 
南南東側の虎口部分(城外側) 北西角の通用門跡
ご覧の状態で、ここまでで断念 
中央の拝所 東南側の拝所
東側の物見台跡
低い石垣で囲まれています 
物見台跡内部にある拝所
物見台跡からの南東方向遠望
左手奥が勝連半島になります 
物見台跡からの東方向遠望
石川港・金武湾(太平洋)です 
物見台跡からの北東方向遠望
高架は沖縄自動車道、右中央が石川岳(204m) 
主郭南側の石塁
 合併前、石川市としての最後の日の登城であったが、正門へ続く鳥居近くの道路に駐車して降りた途端、大きなヤドカリが!・・・いやっ、ここは海からは遠い??? すると、何なんだ! この生き物は!?
通りかかったオジイサンに訊ねると、それはカタツムリだと言う。それにしても大きい・・・馬鹿デカイ! 沖縄では俗称「ソクヨウ・チンナミ」と呼んでいるという。
 この農作物を食い尽くす嫌われ者とは、その後のグスク巡りで、何度も対面することとなる。
あとで調べたみたら、アフリカマイマイの名をもつ外来種で有毒。過去に、最大18.2cmのものが採集されたことがあるという。

このソクヨウ・チンナミの画像はコチラをご覧ください。


 行程の都合で訪問出来ませんでしたが、「伊波按司の墓」が山城地区にあります。

縄張案内図
(現地案内板より)

登城アクセス
空 路 : 沖縄・那覇空港〜那覇IC―(沖縄自動車道)―沖縄北IC/R329〜うる
 ま市・石川嘉手苅/市道〜

駐車場 : 無し(空地に数台駐車可能)


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