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北海道地方

蝦夷(胆振支庁)

室蘭発祥の地、絵鞆の岬の丘に築かれたチャシ

エンルムチャシ 別称=絵鞆チャシ  (チャシ…丘先式)  【所在地】 北海道室蘭市絵鞆町2丁目11-7

 築城時期:  不明  築城者:  不明

えんるむ ちゃし 絵鞆岬展望台から眼下を見下ろす
チャシ跡想定地は、島へ延びる堤防の
岬の付け根辺りらしいのだが…

 遺 構  《 遺構/空壕:弧状1条 》
 絵鞆岬の周辺でチャシ跡を探してみましたが、よく判らず特定できませんでした。絵鞆岬の地名由来板にはチャシがあったということは書いてあり、突端には立派な先住民慰霊碑もあります。

 絵鞆岬は室蘭八景の一つで、この展望台や、近くの祝津公園展望台から眺める太平洋・内浦湾(=噴火湾)、室蘭港や白鳥大橋の眺望はじつに見事です。
近くには、市立室蘭水族館、道の駅「みたら室蘭」、むろらん温泉「ゆらら」やマリーナなどがあり、風光明媚なところです。

 なんか、チャシ跡よりも、他の観光資源・施設のことばかりになってしまい申し訳ないです。


◆絵鞆(えとも)岬◆

 室蘭発祥の地。絵鞆とはアイヌ語のエンルムから転じたもので「突き出ている頭」「岬」というのが語源。
 絵鞆は江戸時代から明治維新まで室蘭地方の地名であった。地図の上では蝦夷の古地図として知られる『正保日本図』(1648年頃)にエントモと書かれている。
 寛政8(1796)年には、絵鞆沖にイギリスの探検船プロビデンス号が来航し、天然の良港「エンデルモ(エトモ)・ハーバー」(室蘭港)や「ボルケイノ・ベイ」(噴火湾=内浦湾)を世界に紹介した。

 慶長年間の初め、松前藩の直轄所(漁業基地)として開かれ、交易所で通行人の宿泊もできた運上屋が置かれた所であり、夏季にはアイヌと交易するため、松前藩の弁財船が絵鞆の澗に出入りした。
 絵鞆岬と東の丘上にあったチャシ(砦)遺跡や周辺の貝塚からは、縄文早期(約9千年〜6千年前)からアイヌ時代(約800〜100年前)に至る貴重な出土品が数多く見られた。

 絵鞆岬展望台の『絵鞆岬 地名由来板』および『絵鞆岬展望台説明板』より

絵鞆岬の展望台 展望台近くの絵鞆岬の地名由来説明板
 室蘭港を大きく跨ぐように架かる、積雪寒冷地に建設された長大橋では東日本一を誇る白鳥大橋は、橋長1380m、中央径間720mのつり橋です。
 大きく分けると、海面からの高さが約140mの2つの主塔、両端に据えられたアンカレイジ(重さ約10万トンのコンクリートのかたまり)とそれに支えられた直径48cmのメインケーブル、さらにこのメインケーブルから吊り下げられた補剛桁からできています。
自動車が通行する補剛桁の高さは、最も高い所で海面から60mあり、大きな船でも余裕をもってその下を通ることが出来るそうです。また、主塔の基礎(土台)は海面下73mという世界的にも例を見ない深さに設置されているとのことです。

白鳥大橋
絵鞆岬より高台にある祝津公園展望台よりの眺望

室蘭港
絵鞆岬より高台にある祝津公園展望台よりの眺望

参考サイト KUBOの家系城郭研究所 KUBO 様

登城アクセス
 車  : 道央道室蘭IC〜合流/道道127号線〜白鳥大橋経由〜国道37号線〜
  ループを廻り終えた袂で右折/白鳥大橋交差点〜道の駅「みたら室蘭」前を
  直進〜左折〜すぐに右折〜突き当たり右折/市営絵鞆団地前〜

駐車場 : 絵鞆岬展望台の無料駐車場を利用

室蘭市公式HPへリンク
「室蘭市」公式 HPへ

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